〔『A BALLADS』の記事 【前編】 【後編】〕
編曲:HΛL
原曲は激情を湛えたロックテイストだったが、こちらは教会で祈りを静かに捧げるかのようにゆったりと神々しいアレンジ。テンポは変わらないものの、よりバラードらしい雰囲気となった。
編曲:鈴木直人
原曲と大きく違うところはないが、リズムがやや強調されたアレンジ。
A Song for ×× “030213 Session #2”
編曲:小林信吾
タイトルの通り、セッションしている様子からスタート。原曲は全体的に切ないイメージだったが、こちらは霧の中にいるような不安感をまとっており、サビでは重々しいハードロックに転じる。新録されたあゆのヴォーカルも起伏が激しい。また、「そんなふうに周りが」という歌詞が「そんなふうにあなたが」と変更されており、特定の人物に対するメッセージが感じられる。
歌詞リンク:http://lyric.evesta.jp/l7b32de.html
編曲:CMJK
原曲は優しいながらもどこかしんみりとしていたが、こちらのアレンジはより優しさが増したイメージで、ほっと心が緩むよう。新曲の『RAINBOW』同様、終わりに向かって盛り上がっていく展開で、最後はコーラスが響き渡る。ヴォーカルは新録で、原曲のイメージを保ちつつも、やはり少しニュアンスが変わっている。
卒業写真
作詞・作曲:荒井由実
編曲:tasuku
荒井由実(松任谷由実)さんの作品をカバー。一言ずつ噛み締めるように、あゆが丁寧に歌い上げる。穏やかで温かく、透明感のあるアレンジは、例えば雨上がりの午後から夕暮れに変わっていく情景にぴったりかもしれない。
歌詞リンク:浜崎あゆみ 卒業写真 歌詞 - 歌ネット