2018-01-01から1年間の記事一覧
「夏歌」を3曲集めた豪華なシングル。「H」はロゴ表記(「A」のロゴに似ている)。ジャケットは限定盤、通常盤、ミリオンヒット盤を合わせて4種類の写真がある。いずれもあゆがバイクに乗っかっているが、ジャケットによっては男性が一緒に写っている。PVは…
Free & Easy 作曲:CREA + D・A・I 編曲:HΛL PVとジャケットはジャンヌ・ダルクがモチーフで、その波乱の生涯は悲壮で勇壮なイメージの楽曲に相応しい。なお、このシングル以降、リミックスの収録数がぐっと少なくなる。 楽曲の構成は『M』を思い出させるも…
聖なる夜にこんばんは。あゆりあです。 最初の記事から今まで、更新頻度を見ていくと、どんどん遅くなっていますが…… 早くもブログに飽きてきた、という訳では、全然ありません! 単に、初めが飛ばし過ぎだったんです。ブログを始める直前は少し書き溜めても…
4thアルバム『I am...』からのリカットシングル。アルバム収録のオリジナルとはアレンジが異なる。ジャケットは、朝焼けと思われる空の下であゆが座り、顔を上げている。頬にはピースマークが描かれている。 Daybreak “HΛL’s Mix 2002” 編曲:HΛL シングルで…
〔『I am...』の記事 【前編】 【中編】 【後編】〕 ℳ 19thシングル。当該記事を参照。 A Song is born チャリティー・シングル『a song is born』のソロバージョン。ヴォーカルがあゆ一人になったこと以外に変わったところはない。 Dearest 24thシングル。…
〔『I am...』の記事 【前編】 【中編】 【後編】〕 Naturally 作曲:CREA 編曲:CMJK シンセの色合いが強いロックで、アクティヴな楽曲。描かれているのはあゆ自身のこれまでの歩みだろうか。 ひたすらに目的地を目指していたはずが、何か違和感を覚え、引…
あゆりあです。 フルアルバムの記事は今まで前編と後編に分けていましたが、今回の『I am...』からは前・中・後編の3つに分けます。 やはり、一度に紹介する曲数はなるべく少なくして、1曲1曲の紹介をじっくり読んで頂く方が良いと思いました。 もちろん、ミ…
CREA名義で作曲を手掛けた作品がほとんどで、そしてその多くはハードなロックナンバー。「ロックなあゆ」を象徴するアルバムとなった。ジャケット及び歌詞カードでは、ツタを全身にまとったあゆが、白い鳥を連れて青空の下の砂漠を放浪している。 作曲への挑…
a song is born (「浜崎あゆみ&KEIKO」名義) 作詞:浜崎あゆみ 作曲・編曲:小室哲哉 チャリティープロジェクト『songnation』の第1弾シングルとして発表。globeのKEIKOさんとデュエットし、小室哲哉さんが楽曲を提供した。あゆの4thアルバム『I am...』に…
Dearest 作曲:CREA + D・A・I 編曲:鈴木直人 あゆの代表曲の一つとなった、渾身の、そして極上のバラード。ロックをベースにしながら、繊細で美しいピアノサウンドを際立たせる曲調と、愛に満ちた歌詞が心を震わせる。数々のヒット曲を提供してきたD・A・I…
UNITE! 作曲:CREA 編曲:HΛL 直接的に夏を表す言葉はないが、疾走感と熱さで空気を盛り上げる「夏歌」となった。全体的には『evolution』に雰囲気の似たハードロック。『Far away』にもあったような、美しい波音を思わせるアレンジはHΛLさんの持ち味で、イ…
Endless sorrow 作曲:CREA 編曲:CMJK、松田純一 タイトルから「終わりのない悲しみ」をぶつけてくる、ミディアムテンポのロック。全体的には不安げな曲調で、その分すっきりとメジャーのサビが明るく響く。ピアノやストリングスのサウンドがそれぞれの場面…
こんにちは、あゆりあです。 取り敢えず『A BEST』までやってきました。 過去に書いた記事は、時々読み直し、書き直しています。 特に初めのうちは、やはり手探りで書いていた部分もあったので。この頃の記事ときたら、長い長い ただ、せいぜい少し推敲する…
「エー・ベスト」と読む。「A」はロゴ表記。 ファンなら知っていることだが、あゆは当時このベストを出すことに乗り気ではなかったらしい。モノクロのジャケットのあゆは泣いていて、歌詞カードにほとんど姿を見せず、最初の3曲は少しアレンジを加えヴォーカ…
NEVER EVER 作曲:CREA 編曲:CHOKKAKU タイトルは「決して~ない」を意味する“never”に“ever”を付けてかなり強い否定を表す言い回しである。あゆがそこまで強く言い切ろうとしている想いは何だろう。否定と言っても「絶対に約束を破ったりしない」のように…
evolution 作曲:CREA 編曲:HΛL 新年、そして新世紀の幕開けに放った、高揚感と勢いに満ちた作品。いかにも何かが始まるような期待を煽る出だしから、一気に激しいロックに転ずる。ハードロックは『SURREAL』辺りから流れが始まり、CREA名義での初作曲であ…
ℳ 作曲:CREA 編曲:HΛL 冬を歌ったあゆ作品の中でも、そしてあゆ作品全体でも、代表格として君臨する楽曲。「M」の文字はロゴ表記。 作曲者の「CREA」はあゆが作曲を手掛ける際の名義であり、「CREA」としてはこの作品がデビュー作になる。美しさが際立つ穏…
3rdアルバム『Duty』からのリカットシングル。アルバム収録のオリジナルとはアレンジが異なる。虹のようなグラデーションで塗られたジャケットの、様々な観客に扮したたくさんのあゆが面白い。「さあ両手を広げて 一緒に手を叩いて歩こう」の歌詞そのままに…
〔『Duty』の記事 【前編】 【後編】〕 SURREAL 同時発売の17thシングル。当該記事を参照。 AUDIENCE 作曲:D・A・I 編曲:HΛL 『SURREAL』から続く、ノリの良いナンバー。このアルバムで一番、元気でポジティヴな歌だろう。 「聴衆」を意味するタイトル通り…
陰の色が濃いアルバム。『A Song for ××』は陰の部分のインパクトが強いものの、実は明るい曲やほのぼのした曲もあったし、『LOVEppears』は歌詞が暗くても曲のノリが良く、高揚感と組み合わさっていることも多かった。この『Duty』は、「絶望三部作」を含ん…
SURREAL 作曲:菊池一仁 編曲:HΛL タイトルは「超現実(的な)」を意味する。「シュルレアリスム」という美術の用語を聞いたことがある人も多いだろう。 絶望三部作を経て一転、アグレッシヴなこのシングルは、3rdアルバム『Duty』と同時発売された。両方と…
「絶望三部作」と呼ばれ、ほぼひと月ごとにリリース、ジャケット写真やPVなども一続きということで、3枚のシングルを一気に紹介する。 スターダムにのし上がったにも関わらず、色濃い絶望を描き続けるあゆ。ダークさという意味では共通しているが、その絶望…
2ndアルバム『LOVEppears』からのリカットシングル。アルバム収録のオリジナルとはアレンジが異なる。 Fly high “HΛL's MIX 2000” 編曲:HΛL シングルでのメインはこのトラック。アルバムと比べ、ドラマチックでどこかキュートなアレンジ。歌詞の順番が一部…
2ndアルバム『LOVEppears』からのリカットシングル。アルバム収録のオリジナルとはアレンジが異なる。 あゆが全身にストーンを散りばめた姿が話題となった。 kanariya “Jonathan Peters Vocal Club Mix” 編曲:Jonathan Peters シングルでのメインはこのトラ…
〔『LOVEppears』の記事 【前編】 【後編】〕 P.S II 作曲:桑原秀明 編曲:HΛL 1stアルバム『A Song for ××』収録『POWDER SNOW』のリアレンジ。タイトルは「POWDER SNOW」と「追伸」が掛かっているのだろう。 『POWDER SNOW』の繊細さとは全く違い、ずっし…
11thシングル『appears』と同時発売で、ジャケットは俗に「白あゆ」と呼ばれる。タイトルは「LOVE」と「appears」を組み合わせた造語で、あゆ曰く「目に見えるものと真実とのギャップ」という意味だそう。ダークな内容の歌詞は1stアルバム『A Song for ××』…
2ndアルバム『LOVEppears』と同時発売されたシングルで、ジャケットは俗に「黒あゆ」と呼ばれる。 発売からちょうど20年後、『LOVEppears / appears -20th Anniversary Edition-』の収録内容として再発。 appears “99 Greeting Mix” 作曲:菊池一仁 編曲:HΛ…
4曲A面の豪華なシングル。アルバム収録の際にはかすかにアレンジが加わることも多いので、このシングルでの音源は是非ともチェックしたい。スローテンポ、ミディアムテンポ、アップテンポが全て聞ける作品だが、4曲とも一貫して陰のある歌詞になっている。ま…
Boys & Girls 作曲:D・A・I 編曲:鈴木直人、D・A・I ボルテージを上げて突き抜けていく歌がいよいよ登場する。あゆ自身もスターダムに駆け上がる頃の作品だ。歌詞に「夏」とあるので“夏歌”にも分類されるし、ライブではファンとの掛け合いでおなじみの歌で…
TO BE 作曲:D・A・I 編曲:鈴木直人、D・A・I デビューから間もない頃のあゆのヴォーカルは直情的な雰囲気が目立つが、前作『LOVE ~Destiny~』辺りから細かなひだが現れ出す。今作『TO BE』は、繊細な歌詞、転調を繰り返すメロディーがそんなヴォーカルと相…